山 号 | 東光山 |
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院 号 | 見性院 |
本 尊 | 阿弥陀如来 |
本 山 | 増上寺 |
宗 祖 | 法然上人 |
開山年 | 元和七年(1621年) |
開 山 | 随波上人 寛永十二年渡連社定誉(1635年)九月十日寂 |
開 基 | 蜂屋九郎次郎善遠 寛永十年(1633年)八月二十九日没 |
開 山 | 源運社定誉向西随波(寛永十二年九月寂) |
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二 世 | 定蓮社登誉見道一実(貞享三年十一月寂) |
三 世 | 見蓮社廊誉忍阿正伝(宝永七年八月寂 |
四 世 | 令蓮社教誉称号利存(正徳二年七月寂) |
五 世 | 心蓮社三誉順阿露全離念(享保七二正月寂) |
六 世 | 横蓮社縦誉祐阿義弁(享保十八年七月寂) |
七 世 | 歓蓮社喜誉行阿松覚(宝暦十二年正月寂) |
八 世 | 宝蓮社卯誉分阿池水鏡雲(不明) |
九 世 | 心蓮社抽誉念阿良本(明和六年正月寂) |
十 世 | 真蓮社順誉心随(寛政五年十月寂) |
十一世 | 称蓮社念誉専阿弁滴(寛政十二年五月寂) |
十二世 | 猛蓮社勇誉定阿一如義善(文政十二年寂) |
十三世 | 心蓮社孝誉行阿順戒(天保二年八月寂) |
十四世 | 面蓮社善誉浄阿如満月真(天保十一年寂) |
十五世 | 開蓮社閭誉興阿隆門(明治四年四月寂) |
十六世 | 随蓮社聞誉念阿善法聴順(明治八年一月寂) |
十七世 | 心蓮社清誉専阿浄念塵外(明治二十二年二月寂) |
十八世 | 不 詳 |
十九世 | 昇蓮社進誉道阿松葉斎徳龍(昭和十三年五月寂) |
二十世 | 天蓮社正僧正鳳誉上人祥阿随縁心浄孝英大和尚(昭和五十年十二月寂) |
二十一世 | 瑞蓮社定誉聖阿公英(現住) |
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ご本尊(阿弥陀如来像)
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御朱印
元和七年(1621)本郷弓町にあった「太田道灌の矢場跡」を旗本蜂屋九郎次郎善遠が拝領し堂宇を建立、増上寺定誉随波上人を開山に迎え、東光山見性院定泉寺と号しました。明暦の大火のあと現在地に移転。
当時からの鐘楼の鐘は、武州江戸丹波守藤原重正の作で、黎明を破り月光にほえる響は駒込の名鐘の一つと称されました。また本堂内本尊阿弥陀如来、過去帳の類は戦火を免れましたが、被災した観世音菩薩は、江戸三十三観音札所昭和新撰の復興に当たり第九番札所として伊勢「白子の悟真寺」よりお迎えいたしました。
当寺内には、御府内随一とされている「宝簾印塔の六阿弥陀」があり、印塔の六面に御姿が刻され、大変珍しいといわれています。また同じく江戸時代の作で特徴のある「五重の層塔」、更に歴代住職の墓の中で「中興開山登誉見道上人の墓」が家形墓石で、その中に内仏として観音さまが座しておられるのも、まれであると評価されています。
寺内には、本郷金助町ゆかりの「牧野金助の墓」、江戸時代の書家「林屋川崎の墓碑」等がある。